Whisperで文字起こしを実行しよう(Mac編)
Whisperのインストールが終わったら、いよいよ実際に音声データを文字起こししてみましょう!
今回は、Macユーザー向けに「コマンド操作でWhisperを使う手順」をご紹介します。
会議の音声、インタビュー、講義など、テキストに残したい音声がある人におすすめです✨
🎯 使い方の流れ(5ステップ)
① ターミナルを起動する
まずは「ターミナル」を開きます👇
アプリケーション → ユーティリティ → ターミナル
Whisperをインストールした際に仮想環境を作ってある場合は、起動しておきましょう。
source ~/whisper-env/bin/activate
② 出力フォルダを作成する
出力ファイル(文字起こしテキスト)を保存するためのフォルダを作ります。
mkdir -p ~/Desktop/Transcripts
③ 音声を文字起こしする
🎧 単一ファイルを文字起こしする場合
whisper ~/Desktop/音声ファイル.wav --language Japanese --output_dir ~/Desktop/Transcripts
※ファイル名はご自身のものに合わせて変更してください。
📁 複数ファイルをまとめて文字起こしする場合
whisper ~/Desktop/AudioFolder/*.wav --language Japanese --output_dir ~/Desktop/Transcripts
💡 ファイル名に日本語やスペースが含まれているとうまく動かない場合があります。英数字にリネームするのがおすすめ!
④ 複数のテキストを1つにまとめたいとき
文字起こしされた .txt ファイルが複数ある場合は、以下のコマンドで1つに統合できます。
cat ~/Desktop/Transcripts/*.txt > ~/Desktop/Transcripts/Full_Transcript.txt
⑤ 仮想環境を終了する
作業が終わったら、仮想環境を閉じておきましょう。
deactivate
🎉 まとめ
Whisperは、インストールさえできていれば、コマンドもシンプルで使いやすいツールです。
一度手順を覚えてしまえば、何本もの音声を一括で処理できるので、作業効率もぐっとアップ!
無料で使える上に、精度も高い。
これは活用しない手はありません😊
📌 次回予告
次回は 「Whisperで文字起こしを実行する(Windows編)」 をご紹介します!
Windowsユーザーの方も、手順通りに進めれば大丈夫。
ぜひチェックしてみてくださいね✨
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