ついに画面表示!Thymeleafで商品一覧を表示してみた
前回までで、Javaの開発環境を整えて、
「http://localhost:8080/」でサーバーが起動するところまで進みました!
今回はいよいよ、画面に「データを表示する」というWebアプリの醍醐味に挑戦します✨
👀 今回の目標
Java + Spring Boot + Thymeleaf を使って、
「りんご・みかん・バナナ」などの商品一覧を、
画面上にズラッと表示してみることがゴールです!
✅ Step 1:Controllerを作る(Javaのコード)
まずは、「このURLにアクセスしたら、こんなデータを渡しますよ〜」というコントローラーを用意します。
src/main/java/〜/DemoApplication.java と同じ場所に以下を作成:
🔸ProductController.java
package com.example.demo;
import org.springframework.stereotype.Controller;
import org.springframework.ui.Model;
import org.springframework.web.bind.annotation.GetMapping;
import java.util.List;
@Controller
public class ProductController {
@GetMapping("/products")
public String showProducts(Model model) {
List<String> products = List.of("りんご", "みかん", "バナナ");
model.addAttribute("products", products);
return "products";
}
}
✅ このコードのポイント
行数 | 内容 |
---|---|
@Controller | 画面表示のためのコントローラーです! |
@GetMapping(“/products”) | /productsにアクセスしたときに動きます |
List.of(…) | 商品名のリストを作っています |
model.addAttribute(…) | 画面側にデータを渡すコード |
return “products” | products.html というテンプレートを表示します |
✅ Step 2:HTMLテンプレートを作る(Thymeleaf)
次に、HTMLファイルを作って、商品一覧を表示させます。
メモ帳ではなくIntelliJで作成します。
src/main/resources/templates/ フォルダの中に、
🔸products.html というファイルを作成して、以下を記述:
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja"
xmlns:th="<http://www.thymeleaf.org>">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<title>商品一覧</title>
</head>
<body>
<h1>商品一覧</h1>
<ul>
<th:block th:each="item : ${products}">
<li th:text="${item}">商品名</li>
</th:block>
</ul>
</body>
</html>
パスの知識がある方はわかると思いますが
✅ このHTMLのポイント
タグ | 内容 |
---|---|
xmlns:th | Thymeleafの属性を使うための宣言 |
th:each | Javaのリストをループ表示 |
th:text | 値を表示(この中の item が1つずつ入る) |
✅ Step 3:動かしてみよう!
- IntelliJの DemoApplication.java を右クリック → Run
- 以下のURLをブラウザで開く:
<http://localhost:8080/products>
「りんご」「みかん」「バナナ」がリスト表示されていたら成功🎉

私が躓いたのはここ。
IntelliJ IDEAの▶️マークからブラウザで開くと想像と違う表示になってしまいました。
ちゃんとこのURLから開くことをおすすめします。
💥 もし表示されなかったら?
- URLが / ではなく /products になっているか確認
- HTMLファイル名が products.html になっているか確認
- resources/templates/ フォルダに正しく置いてあるか確認
- それでもダメなら、ChatGPTにスクショと一緒に相談してね!
💬 実際にやってみた感想
HTMLは慣れてるけど、「Javaからどうやって値を渡すの?」というのが一番の謎でした。
でも、model.addAttribute(“名前”, データ) → th:text=”${名前}”
この仕組みがわかると、「ああ!なるほど!」とつながってきます。
そしてHTML/CSSを扱ったことのある人なら色々イメージできたと思います。GPTにはBootstrapを勧められたのでコードを書いてもらって少し見栄えを変えました。
ここまで1時間かからずに到着しました!

📌 今回のまとめ
- Java(Spring Boot)からHTMLに値を渡すには Model を使う
- Thymeleafを使えば、Javaの値をHTMLに簡単に表示できる
- /products にアクセスしてリストが出れば成功!
HTML/CSSの基礎知識があり、 VScodeなどのツールをつかったことがある方ならスイスイここまで終えられるのではないでしょうか?
ここに記載したのはざっくりの内容で、GPTに聞くととても細かく教えてくれます。
このブログだけでうまくいかなかった場合はGPTに手伝ってもらってくださいね。
ありがとうございました!
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