AIの議事録作成⑤

AIに聞いてみた

Whisperで文字起こしを実行しよう(Windows編)

前回は、無料で使える高精度な文字起こしツール「Whisper(ウィスパー)」をWindowsパソコンにインストールする方法をご紹介しました。

今回はいよいよ、実際にWhisperで音声ファイルを文字起こししてみる手順をご紹介します!


✅ Whisperの準備はOK?

このステップは、以下の作業が完了していることが前提です👇

  • Pythonとpipが使える状態
  • FFmpegがインストール済み
  • Whisper(openai-whisper)がインストール済み

「まだよくわからない…」という方は、まずはこちらから👇

👉 WindowsにWhisperをインストールする手順はこちら


🛠 PowerShellを起動しよう

Whisperの実行はPowerShell(またはターミナル)を使って操作します。

  • スタートメニューで「PowerShell」と検索
  • 「管理者として実行」で起動

🎧 実際に文字起こしをやってみよう!

▶ 例:音声ファイルがデスクトップにある場合

whisper "C:\\Users\\ユーザー名\\Desktop\\test_audio.wav" --language Japanese

✅ 正常に実行されれば、同じ場所に test_audio.txt が出力されます!


📁 書き出し先フォルダを指定したいとき

文字起こし結果を別のフォルダにまとめて保存したいときは、以下のように👇

whisper "C:\\Users\\ユーザー名\\Desktop\\test_audio.wav" --language Japanese --output_dir "C:\\Users\\ユーザー名\\Documents\\Transcripts"
  • フォルダがなければ自動で作られます
  • ” ” でパスを囲むのがポイント!

🧪 軽量モデルを使いたいとき(処理を早くしたい場合)

Whisperにはいくつかの「モデル」があり、base や small モデルは処理が早めです👇

whisper "C:\\Users\\ユーザー名\\Desktop\\test_audio.wav" --model base --language Japanese

📑 複数ファイルをまとめて文字起こしする

同じフォルダに複数の .wav ファイルがある場合、ワイルドカードで一括指定できます👇

whisper "C:\\Users\\ユーザー名\\Desktop\\audio_folder\\*.wav" --language Japanese --output_dir "C:\\Users\\ユーザー名\\Documents\\Transcripts"

❗ よくある注意ポイント

エラー解決方法
ファイルが見つからないパスにスペースがある場合は「”」で囲む/ファイル名は英数字推奨
FFmpeg not found環境変数PATHが通っているか再確認
出力されない–output_dir が正しく指定されているか確認

🎉 まとめ

Whisperの実行は少しだけコマンド操作が必要ですが、

やってみると意外と簡単&高精度!

Windowsユーザーでも、PowerShellに慣れてくるとサクサク文字起こしができるようになります。


ここまでwhisperで記事録の作成方法をご紹介しました。

今後も日常や仕事に役立つ使い方をご紹介していく予定です😊 引き続きお楽しみに!

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